卒業生の皆様へ
稲門アルティメット会会員各位
稲門アルティメット会理事長 上西義之(平成11年理工学部卒)
平素早稲田大学アルティメット部並びに稲門アルティメット会の活動に多大なるご支援を賜り、誠にありがとうございます。
昨年度は、新型コロナウィルスの世界的な流行により、ほぼ全ての公式戦が中止となりました。第30回全日本大学アルティメット選手権大会において男子部が二連覇、女子部が平成25年第24回大会以来の5年ぶり2度目の3位入賞を達成して、創部以来の士気の高さを実感していただけに、選手達にとってはもちろん私共卒業生にとっても大変残念なシーズンとなりました。
さて、令和元年に理事長を拝命し、3期目を務めることとなりました。今期も当会の目標として、当会は、在校生が競技に集中できる環境を整えることでアルティメットに青春を捧げている選手達を最大限支援すると同時に、また、卒業後いつでも帰って来て絆を確かめ合うことのできる心の故郷のような存在であることを掲げたいと思います。
そのために、幅広い年代の卒業生による活動参加、財政の安定化、在校生と在校生の交流の強化、そして体育各部昇格など持続的に早稲田大学アルティメット部および稲門アルティメット会が発展していくための施策を進めていきます。
皆様におかれましては、ますますのご支援、ご協力の程、宜しくお願い申し上げます。
稲門アルティメット会副理事長 石井哲(平成11年理工学部卒)
日頃、早稲田大学アルティメット部並びに稲門アルティメット会の活動に絶大なご支援・ご協力を頂き、大変有難うございます。
冒頭より私事を申し述べることになりますが、私は4期生の主将であり、当会副会長の古井先生、同じく理事長の上西君とは同期生であります。古井先生は黎明期の当部において何かと独走しがちな主将であった私を時に励まし、時に諫めてくれました。上西君は温厚篤実な人柄で私に勝るとも劣らない個性派揃いの同期生をまとめ続けてくれました。
さて、同期生の卒業後の進路は様々でありますが、私の人生は大学卒業後も常にアルティメットともに常にあります。大学卒業後、日本で唯一のアルティメットの実業団を有する文化シヤッター株式会社に就職し、同社チーム・バズバレッツの一員として1999年、次いで2000年の全日本アルティメット選手権大会連覇を果たしました。その後、アルティメット発祥の地であり、世界最高峰の北米でアルティメットに挑戦するため、2001年に同社を退社、カナダの強豪クラブチーム“Furious George”に入団して2002年のUPA Club Championships(北米アルティメットクラブチーム選手権大会)でも優勝を経験することができました。
40歳を過ぎた現在も米国で競技生活を続行しており、2018年には北米選手権の40歳以上部門で優勝を果たしました。 また、北米プロリーグのサンノセスパイダーズの選手としてプレーしております。さらに、仕事ではアルティメット用品の輸入・販売及び大会運営を手がける株式会社クラブジュニアの北米事業に従事しております。
私の在学中、当部は大学選手権本選出場がやっとの新設チームだったのですが、一昨年の全日本大学選手権大会では男子部二連覇、女子部3位入賞、23歳以下世界選手権大会では男女合計10名以上が日本代表に選出されるなど当時では考えられない在校生の活躍に驚くばかりです。在校生の常日頃の努力、そして卒業生並びに関係各位の多大なご支援の賜物であります。在校生にはその努力に敬意を表すると同時に、関係各位のご支援に改めて感謝申し上げます。
引き続き生活の拠点は米国ではありますが、今後も当部が素晴らしい成績を継続して収めるべく、在校中何かと至らぬ主将であった私を献身的に支えてくれた古井先生と上西君をOB会の副理事長として支えていく所存であります。
関係者の方々におかれましては、引き続き、ご支援・ご指導のほどよろしくお願い申し上げます。